当院の胃内視鏡検査(胃カメラ検査)
胃内視鏡検査(胃カメラ)とは
胃内視鏡検査(胃カメラ)は、胃の異常だけではなく、食道や十二指腸などの様々な病変を発見することができます。
当院の胃内視鏡検査(胃カメラ)の特徴
当院ではオリンパスの新しい極細径・ハイビジョン画像スコープ(先端5.4mm)を使用しています。また、眠ったままの検査を希望される方には鎮静剤を使用し、苦痛を最小限に抑える検査を心がけております。
こんな方に
おすすめしています。
- 胸やけがする
- 食べ物がつかえる
- 胃が痛む
- 慢性的に咳が続く
- 便が黒っぽい
- 短期間で体重減少
- ピロリ菌を調べたことがない
- 胃がんや食道がんにかかった血縁者がいる
受診の流れ
1前日
夕食は消化の良い食事をとり、夜21時以降は食べないようにしてください。
水分はかまいません。いつも飲んでいる薬(夕食後眠前薬)は飲むことができます。
2当日朝
食事をとらずに来院ください。少量の水は飲んでいただいて構いません。
常用薬は飲まないでください。
※抗凝固薬や抗血栓薬などの休薬が必要なお薬を内服されている方は事前にお知らせください。
3問診
咽頭麻酔薬のアレルギーの有無、鎮静剤を希望されるか確認します。
4検査
喉の麻酔などの前処置を行い、ご希望の方は鎮静剤を注射します。
当院は口からの内視鏡検査になります。
検査そのものは10分ほどで終了します。
5検査後
30分~1時間程度、ベッドで安静にしてお休みいただきます。
6結果説明
診察室で内視鏡画像を見ながら、検査結果の説明をします。
胃の組織採取を行った場合には、約1週間後、検査結果を聞きに受診していただきます。
胃内視鏡検査の費用
約5,000円(3割負担の場合)
組織検査を行う場合は別途料金がかかります。
※50歳以上の方は、市からの胃内視鏡検診クーポン券をご利用になると2,500円で受診できます。
(検診期間7月~2月、2年に1回)
ピロリ菌について
検査前にご相談ください。
別途料金がかかります。
当院の大腸内視鏡検査(大腸カメラ検査)
大腸内視鏡検査とは
大腸がんによる死亡数は2021年現在、男性第2位、女性第1位となっています。ですが、大腸がんは便潜血検査や大腸内視鏡検査で早期発見・早期治療で治る病気でもあります。
大腸がんの早期発見のためにも、定期的に受けましょう。
当院の大腸内視鏡検査の特徴
当院では、1.8ℓの下剤を検査当日の朝、自宅で内服していただきます。ご自宅のトイレで下剤内服後の排便を完了することができるので、安心して来院していただけます。
来院後すぐに検査ができますので、午前中のうちに帰宅することが可能になります。
鎮静剤を使用し苦痛を最小限に抑える検査を心がけております。
大腸内視鏡検査はこんな方におすすめです
- 排便時に出血があった
- 便秘や下痢の症状がある
- 便が細くなった
- 短期間での体重減少や貧血がある
- 健診で便潜血反応が陽性だった
- 大腸がんの家族歴がある
- 大腸ポリープを指摘されたことがある
受診の流れ
1外来受診
検査3日前までに受診していただき、食事の摂り方、下剤の内服の仕方を説明します。
※抗凝固薬や抗血栓薬などの休薬が必要なお薬を内服されている方は、事前にお知らせください。
2検査2日前
就寝前に下剤1錠を内服します。
3検査前日
消化の良い食事を少なめにとり、夜21時以降は食べないようにしてください。就寝前に下剤2錠を内服します。
いつも飲んでいる薬(夕食後眠前薬)は飲むことができます。
4当日朝
検査終了までは食事はできませんが、水分はとっても構いません。
血圧の薬を内服している方は朝6時に内服してください。
ご自宅で朝6時から1.8ℓの下剤を2時間ほどかけて数回に分けて飲んでいただきます。
何度かトイレに通うと液体のような黄色の水様便になります。
来院時に便の性状をお尋ねします。
9時30分までに来院してください。
5検査
検査着に着替えていただきます。
鎮静剤を注射し、お尻から内視鏡を挿入して検査を行います。
個人差はありますが、15分~30分ほどで終了します。
5検査後
30分~1時間程度、ベッドで安静にしてお休みいただきます。
6結果説明
診察室で内視鏡画像を見ながら、検査結果の説明をします。
ポリープの組織採取を行った場合には、約1週間後、検査結果を聞きに受診していただきます。
大腸内視鏡検査の費用
約5,000円(3割負担の場合)
組織検査を行う場合は別途料金がかかります。